上達するためには、どれだけつらくても描くことを止めてはいけないと思っていませんか?
「イメージ通りの絵を描けない」
「ハイクオリティの絵を描かなければ、SNSのフォロワーが増えない」
「描いた絵を馬鹿にする人がいて、ショックで落ち込んでいる」
このような状況に陥ると、絵を描くことがつらいですよね。つらいときは、すべてのモノから距離を取りましょう。
距離を取れば気持ちをリセットできるので、また新たな気持ちで楽しく描けます。
この記事では、絵を描くのがつらい人、思い通りに描けなくて悩んでいる人の対処法をわかりやすく解説します。
この記事の内容を実践すれば、「みんな同じ悩みを抱えているんだ」「これは試したことがなかった!」など、新たな発見があるので以前のように楽しく描けるし、上達のヒントが見つかりますよ。
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絵を描くときがつらいときの11つの対処法
スランプに陥ったり、人の評価や他人の絵が気になったりすると、自分は未熟だと思い込み、描くこと自体がつらくなります。そんなつらいときの対処法を11つご紹介するので、ぜひ実践してつらい時期を乗り切ってください。
pixivやTwitterで他の人の絵ばかり見ていないか
SNSなどのX(旧:Twitter)やPixivなどに投稿されている他人の絵ばかり見ていると、自分の未熟さを痛感して描くのがつらくなります。対処法として、SNSなどで他人の絵を見ないようにすることがおすすめです。
なぜなら、他人のツイートを読んで、幸せそうだとか、自分ではあそこまでうまく描けないと、勝手に思い込んで挫折するからです。
例えば、同時期にSNSを始めた人がうまくなっていたり、前回見たときは下手だったのに今回はすごく上達していたりすると、負けていると感じたときに描くのがつらくなります。
このような状態を回避するための対処法を2つご紹介します。
- 他人と比較して優劣や勝敗を勝手につけない
- SNSを見ない
賞金がかかっているコンクールに応募したとか、仕事を獲得するためにコンペに応募した場合ではない限り、他人と比べて勝敗を競ってもメリットはありません。
ましてや、落ち込むのであればデメリットしかないので、他人の絵を見て落ち込んでいる人は、すぐにSNSを見るのは止めましょう。
他人の絵をスキルアップの参考にできると感じられるようになれば、改めてSNSなので他人の絵を見てください。
あなたの絵を馬鹿にする人が周りにいないか
自分の作品を馬鹿にする人が周囲にいて、つらく感じるときの対処法は相手にしないことです。なぜなら「馬鹿にされる=評価」だと感じて、自己肯定感が下がるからです。
例えば、「おまえの絵は下手だな」「プロのアニメーターと比べてまだまだだな」と馬鹿にされると、自分を否定された気持ちになって落ち込む傾向にあります。
そうなると自己肯定感が下がり、絵を描くのがつらくなり、最終的には描くことを諦めるかもしれません。
また、馬鹿にする人には次のような特徴があります。
- コンプレックスを隠すために相手を攻撃する
- 他人を認めたくない
- 絵を描いていたけど挫折した経験がある
- 性格が悪い
馬鹿にする人は、ストレス発散をしているので、相手の言葉を素直に聞き入れなくてもいいし、相手にする必要もありません。
「素直に聞き入れるから自分はダメなんだ」と自己肯定感が下がって落ち込み、描くことがつらくなります。
また、「馬鹿にする」ことと「評価する」ことは違います。
- 馬鹿にする=非難する
- 評価する=具体的に良い点・悪い点を的確に言う
この違いを覚えておくと、馬鹿にしている人の判断材料にできます。それでも気になる人は、相手と物理的に距離を取ることが最善の方法です。
SNSの反応が高い=絵が上手いとは限らない
SNSのフォロワー数やいいねが多い方が評価が高いと勘違いしている人の対処法は、フォロワー数やいいねを評価の判断材料にしないことです。
なぜなら、SNSのフォロワー数は、絵とは関係なくフォロワー数を伸ばすテクニックが関係しており、フォロワー数やいいねが多いからと言って、評価が高くて絵がうまいとは限らないからです。
例えば、絵がうまくてもSNSの活用法を知らない人と、絵は下手でもある程度SNSの活用法を知っている人を比較すると、SNSの活用法を知っている人の方が格段にフォロワー数は増えます。
実際にSNSを見ても、絵がうまくてもフォロワー数が少ない人、下手だけどフォロワー数の多い人はいます。
また、フォロワーの中には「絵は下手だけど、キャラクターがかわいいから好き」という人もフォローするので、フォロワー数で絵のうまい下手を判断するのは避けるべきです。
それでもフォロワー数が気になる人は、フォロワー数の伸ばし方について学ぶ必要があります。例えば「イラスト SNS フォロワー数」と入力してネット検索してみましょう。
検索結果に「フォロワー数の伸ばし方」について解説している記事がいくらでも見つかるので参考にしてください。
こうなると、絵をうまく描くことではなく、フォロワー数やいいねを伸ばすことが目的になってます。SNSに投稿した自作品の評価が気になる人は、信頼できる人か、評価してくれる人にしぼって閲覧することをおすすめします。
絵がうまく描けない時はオンライン講座を活用する
うまく描けないときの対処法は、オンライン講座を活用する方法もおすすめです。なぜなら、オンライン講座では、講師陣がうまく描けない理由をわかりやすく解説してくれるからです。
例えば、人物画を描いても男女の区別がつかない体形になっている場合、人体骨格・筋肉の付き方や動き、ボディラインの描き方など、ポイントをしぼって解説しています。
また、オンライン講座には、次の2通りの受講方法があります。
- 講師から直接指導を受ける講座
- 動画コンテンツを視聴して自分で勉強する講座
講師から指導してもらえる講座では、受講生のレベルにあわせてわかりやすく解説してくれます。
一方、動画コンテンツを視聴して自分で学ぶ講座では、瞳の描き方、ドローイングの描き方、陰影の塗り方など、さまざまなポイントにしぼって解説しているので、自分が悩んでいる動画だけを視聴して学べます。
さらに、動画コンテンツを視聴する講座では、24時間好きな時間やお気に入りの場所で視聴できます。
そのため、通勤時間や仕事の休憩中、寝る前など、いつでも自分の学びたいタイミングで視聴できる上に何度も同じ動画を繰り返し視聴して学べるメリットがあります。
人に教えてもらうのは苦手だという人は、動画コンテンツを視聴する講座がおすすめです。
もし、絵がうまく描けないと感じたときには、オンライン講座を検討してみましょう。
オンライン講座についてもっと知りたい人は、以下のサイトでおすすめのオンライン講座を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
嫉妬する感情は当たり前。嫉妬を否定しない。
他人のイラストを見て嫉妬することは誰にでもある感情です。嫉妬に対する対処法は、嫉妬は当たり前に起こるものだと思って、嫉妬そのものを否定することは止めることです。
理由として、嫉妬を否定し続けると、うらやましいという感情が大きくなり、次第にやる気がなくなって描くことがつらくなるからです。
嫉妬は決して悪いものではありません。世間的に嫉妬がらみの事件が起こっているから、「嫉妬=悪い」イメージがついています。
また、嫉妬は誰にでも起こる感情です。否定するとさらに嫉妬心が強まるので、否定せず、受け入れましょう。そして、何に嫉妬しているのか「分析」すると嫉妬心から目標に変わります。
目標ができれば、自分との違いを冷静に判断して、やるべきことを明確にすることも可能です。努力して相手のレベルに到達したときには、今度はあなたが嫉妬される立場になっていますよ。
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AIイラストの台頭で上手いイラストの価値が下がっている
人が描いたうまいイラストの価値は、AIイラストの台頭によりうまいイラストの価値が下がっているため、苦労して描くことがつらくなります。このときの対処法は「人の心=感情」を絵で表現することです。
なぜなら、AIを活用すれば人間と同じようなクオリティで、尚且つ、数分もあれば描いてくれますが、人の感情まではAIは理解できないからです。
また、AIイラストが普及している要因には、描くスキルがなくても、文字入力をするだけで自動で描いてくれる利便性が関係しています。
例えば、AIに「日本人女性を描いてください」と指示するだけで、自動で日本人女性をイメージした絵を数分で描いてくれます。
私もAIイラストを実際に試しましたが、正しい言葉で細部に至るまで指示しないと、顔の歪みとか、手の指の変形など違和感のある絵が仕上がります。
また、極端な感情表現はある程度可能ですが、「はにかんだ顔」のようにわずかな感情の起伏を表現するのは人間でしか描けません。
さらに、頭に浮かんだイメージを瞬時に具現化できるのも人間の強みだと感じます。AIは指示しなければ動きませんが、人間は感じたことやイメージしたことをすぐに描けるし、キャラクターに感情を持たせる表現も人間の方が優れています。
AIにはこのような不便さもあるので、一部の人はAIを使うでしょうが、すべてがAIに置き換わることはないでしょう。
AIが台頭しているからと言っても、感情表現などは人間の方が優れているので描くことを諦めず、プロになりたいとか、イラストレーターで稼ぎたいといった夢をつかみ取りましょう。
メッセージ性のあるイラストを目指そう
「絵がうまくなりたい」という気持ちだけで描いていると、描くのがつらくなります。このときの対処法は、メッセージ性のある絵を描くことです。
なぜなら、画力は上がっても、絵を見た人に感動や共感を与えられなければ、評価は下がる傾向にあるからです。
なぜ、感動や共感を与えられないのか?それは絵にメッセージ性がないからです。
例えば、人の顔を描くときに、無表情と眉間にシワを寄せて悩んでいる絵では見る人の印象が違います。
無表情では、うまく描けているなと感じる程度ですが、表情にメッセージ性を持たせると、見た人は「このキャラクターは何に悩んでいるんだ?」と興味を持ちます。
表情や体の動き一つで、見る人の感情を揺さぶることができれば描くことが楽しくなります。
そこで、メッセージ性のある絵を描く具体的なテクニックを1つご紹介します。
横向きで悩んでいる人物画を描くとき、構図のどの位置に人物を描くかによって印象が変わります。また、描く位置や人物の表情によって「過去・現在・未来」を想像させることも可能です。
- 左側:右の余白が広いので、過去に何かあったのではないか?
- 中央:現在、何に悩んでいるのだろう?
- 右側:未来にどんな悩みがあるのだろう?
人物の立ち位置を変えるだけで、メッセージ性のある絵を描けます。あとは人物の表情を描くスキルが上がれば、より感情豊かに表現できるので、もっと深い意味でキャラクターの人間味を演出することも可能です。
描くのがつらいときには、漠然と描くのではなく、見る人に感動や共感を与えるメッセージ性のある絵を描くことに注力すれば、評価も上がるので描くことがもっと楽しくなりますよ。
描くことをノルマと考えない
描くことに慣れないときや、スランプに陥っているときは描くことをノルマにしないことです。この場合の対処法は、描くことをノルマにせず、好きなときに自由に描くことです。
なぜなら、描くことをノルマにしていると、どんな状況でも描くため、描くことがストレスに感じてつらくなるからです。
例えば、毎日5時間は絵を描くことをノルマにしている場合、風邪で高熱が出てうなされていても描かなくてはいけません。自分を追い詰めても、良い結果は得られないので、ノルマにすることは止めましょう。
ノルマではなく「毎日5時間は描けたらいいな」「スキマ時間に30分でも良いから描けたらいいな」くらいに軽い気持ちで取り組むとつらいと感じないはずです。
それでも、つらいと感じたときには休むことも大切です。ゆっくり休養を取れば、新しいアイデアも浮かぶし、新たな気持ちで描くこともできます。
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上手い人の絵を理詰めで考えてみよう
描くことがつらいときには、うまい人の絵を理論的に考えてみましょう。
理由は、描かなくても、うまい人の描き方や自分との違いなどを分析することでイメージトレーニングになるからです。
例えば、描き方、レイアウト、素材、構成など、うまい人の絵は自分と何が違うのか、一つ一つ細かく理詰めで考えるとイメージしやすいです。
イメージの中でうまく描ければ、実際に描いてみたくなるものです。
描くことがつらいと感じている原因として、イメージできていないから描くことがつらく感じているのかもしれません。
イメージできないのであれば、うまい人の絵を理詰めで分析して、どこが自分と違うのか?ここはどのようなテクニックで描いているのか?など、できるだけ詳細に分析しましょう。
分析に夢中になると、つらさを忘れて知らず知らずのうちに絵を描いていることがあるのでおすすめの方法です。
どんな雑な絵でも良いので絵を描く習慣をつける
描くのが面倒でやる気のあるときだけ描くとか、昔から三日坊主で長続きしないと落ち込んでいる人は描くことがつらくなります。このときの対処法は、雑でも良いから絵を描く習慣をつけることです。
なぜなら、毎日描く習慣が身に付いていないからです。
毎日どれだけ雑な絵でも良いので、描くことが習慣になると苦手意識がなくなり、描くつらさなど気にしません。
また、ハイクオリティの絵を描こうとすれば、高いモチベーションがなければ描けないので、モチベーションを維持できなければ途中で疲れます。
例えば、身近にある植物や家具、動物など、落書きのような雑な絵でいいので、毎日描き続けて習慣にすれば描くつらさを忘れます。
具体的には次のような方法が手軽に取り組めるのでおすすめです。
- 目覚めたときに1分間だけ、夢に出てきた風景をノートに描く
- 仕事の休憩中に3分間だけ、破棄する紙の裏でドローイングの練習をする
- SNSやネットで他人のイラストを閲覧する時間にデジタルイラストで描てみる
毎日継続する方法はいくらでもあるので、ムリなく取り組める方法を自分のライフスタイルに合わせて考えてみましょう。
始めのうちは毎日描く習慣がないのでつらく感じるかもしれません。しかし、短時間でもいいので毎日継続することが習慣づけるための唯一の方法です。
ことわざにも「継続は力なり」とあるように、どれだけ雑な絵でも描き続けていると、線の描き方やラフ画の描き方、色使いなど描くコツがわかってきます。
三日坊主の人やハイクオリティの絵を描かなくてはと描くことがつらくなったときには、どれだけ雑な絵でもいいので毎日描く習慣を身に付けましょう。
とにかく好きなものだけを描く
苦手な絵を描こうとしている人や描き疲れた人は、描くことがつらく感じます。そんなときは、ムリをしないで好きな絵だけを描けばつらさを忘れるし、好きな絵だけ描いて仕事にしている人もいます。
例えば、背景が好きな人は、背景専門のプロとして仕事をしている人もいれば、逆に、背景は一切描かずにプロになっている人もいます。
このように人物画や背景、動物、植物、建物の内装など、すべてをマスターしなくても好きなジャンルを描き続けて仕事にすることも可能です。
また、好きなジャンルを極めていない場合は、心のどこかで「このジャンルも描けた方がいいかな・・・?」という感情が芽生えます。その場合、苦手意識がなければ挑戦すれば良いですが、苦手意識がある場合は、描くことがつらくなるだけなので感情を無視しましょう。
また、「あれもこれも描かなきゃ・・・」と自分にノルマを課して描くことに疲弊している人は、疲れ切っているので一度苦手なジャンルから離れてください。
好きなジャンルを自由に描いていれば、昔のように描く楽しさが蘇ってきます。このように休養をしながらエネルギーを補給しましょう。
あえて苦難の道を進む必要もなければ、苦痛を感じる必要もありません。描く楽しさやモチベーションを維持したり、画力アップを目指したりするなら、好きな絵だけを描く方が自分にとってプラスです。
描くことに疲れている人は、ムリをせずに好きな絵だけを描いて、モチベーションを維持しましょう。
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絵を思い通りに描けないときの4つの対処法
イメージが不鮮明だったり、画力が足りなかったりすると思い通りに描けないときがあります。そこで、思い通りに描けないときの対処法を4つご紹介します。
独学ではなく書籍を活用する
独学で頑張っているけど、思い通りに描けないときには書籍を活用しましょう。
なぜなら、独学だと描く順番や色の使い方が間違っている可能性があるからです。また、修正できず画力アップにも限界があるため、書籍を活用することで悩みを打開できる新たな発見もあります。
独学で描くテクニックやイメージ力の鍛え方などがわからないときは、専門の書籍を読んで打開策を見つける方法がおすすめです。
例えば、書籍には構図、イラスト、デッサン、人体パーツ、さらには「イラストを描くのがつらくなったときに読む本」といった本まで、ありとあらゆる分野の書籍がそろっています。
そのため、思うように描けない悩みにマッチした書籍を探して読めば、スランプや悩みを解決する糸口が見つけられます。
イラスト書籍をもっと知りたい人は、下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
独学ではなくオンライン講座を活用する
独学で勉強している人は、オンライン講座を活用する方法もおすすめです。なぜなら、オンライン講座では、描き方の基礎を教えてもらえるからです。
描き方の基礎とは、線や円の描き方から始まり人物画、人体パーツ、ポーズの描き方、背景の描き方、色使いまで、絵を描くために必要な内容をすべて学べます。
例えば、線の引き方でもさまざまあり、ペンを立てれば細い線で色も濃い、斜めにすれば太い線を引けるが色は薄くなるといった感じです。
オンライン講座で基礎からしっかり学びたい人は、講師に教えてもらえる講座がおすすめです。一方、基礎はマスターしているけど、スキルアップしたいとか、つまずいている部分だけ学びたい人は、動画コンテンツを視聴できる講座がおすすめです。
動画コンテンツは、オンライン講座の講師陣やプロのイラストレーター、アニメーターが初心者がつまずきやすいポイントにしぼって解説しています。
例えば、キラキラした瞳の描き方、立体感を持たせるポーズの描き方、リアルな手の描き方など、悩んだり困ったりしているポイントだけを視聴できます。
イラストのオンライン講座をもっと知りたい方は、下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
神絵師でも絵を思い通りに描ける!と実感することは出来ない
どんな紙絵師でも思い通りに描ける!と実感できません。
なぜなら、頭に浮かんだイメージは不鮮明で、すぐに忘れるので思い通りに描けることはないからです。
例えば、散歩中にかわいい子犬に出会ったとします。帰宅して子犬をモチーフにしてキャラクターを描いても、出会った子犬をどこまで鮮明に思い出せますか?
犬種や毛色などは思い出せても、顔やしっぽの長さなど詳細に思い出せないはずです。
「思い通り=イメージした通り」に描くことです。イメージが不鮮明だと思い通りには描けません。
そのため、どれだけ頑張っても模写のようには描けないので、「思い通りに描けない・・・」と落ち込むのは止めましょう。
紙絵師は、思い通りに完璧に描けないといっても、ある程度は思い通りに描けます。それは思い通りに描くトレーニングをしているからです。
人によってトレーニング方法は異なりますが、おすすめの方法は「メモを取る」ことです。
頭に浮かんだ内容をできるだけ言葉にしてメモに残しておくと、あとから見返したときにそのときのイメージが蘇ります。
例えば、犬のキャラクターのイメージとして、「大型犬、毛色は茶色、顔はチワワ、手足の長さはダックスフント」のようにメモしておくと良いでしょう。
「メモを見返しては再度イメージして、またメモを取る」これを何度も繰り返せば、イメージが具現化されて、最終的にはイメージ通りの絵を描けます。
思い通りに描けないと悩んでいる人は、ぜひメモ書きを試してみてください。
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作業環境にできるだけ投資して作業効率を上げよう
作業環境を変えると作業効率を上げることができます。理由として、作業環境は気分をリフレッシュする効果やオンオフの切り替えに効果があるからです。
例えば、モニターを大画面にすれば細部が見えやすくなり、板タブや液タブをハイスペックの機能に交換すれば、使える機能が増えて操作性が良くなります。
今の作業環境をグレードアップするには多少お金もかかりますが、作業効率がアップしてモチベーションを維持できるなら、やるだけの価値は十分あります。
作業環境は、液タブやモニターだけでなく、デスク、ワーキングチェア、照明なども自分好みのものに変えると効果的です。
実際に私もデスクとワーキングチェアを購入するまでは、ソファーに座ってダラダラといつまでもパソコンで作業していました。購入してからはオンオフの切り替えがうまくできるようになりました。
オンオフがうまくできているので、イスに座ると「やるぞ!」というスイッチが入り、集中力が高まるので効率的に作業できています。
このように作業環境を変えるだけでも作業効率がアップするので、思うように描けないと悩んでいる人は、作業環境に投資して作業効率を上げてみましょう。
絵を描くのがつらい・楽しくないときの対処法:思い通りに描けない悩みを消そう!まとめ:
今回は、絵を描くのがつらい・楽しくないときの対処法について解説しました。
- SNSなどで他人の絵ばかり見ていると落ち込むから見ない
- 馬鹿にする人は相手にしない
- SNSのフォロワーやいいねが多いからといって、絵がうまいわけではない
- 嫉妬は誰にでもある感情、否定すると悪化するので肯定することが大事
- 描くことをノルマにせず、好きな絵を描く
- 他人の絵を見て嘆くより、自分との違いを分析することこそ上達への近道
- 思い通りに描くことは紙絵師でも困難である
- 思い通りに描けないときは、書籍やオンライン講座を活用してみる
- 作業環境を変えると作業効率がアップする
この記事の内容を実践すれば、描くつらさを軽減できます。また、つらくて描くことを止めている人でも、うまく描こうとせず、落書きでも良いから継続して描いてください。
描き続けていると、描き方のコツや描く楽しさが蘇るので、また頑張って描いてみようと思えます。
つらい気持ちをそのままにしていると、いつまでたっても描けないので、ぜひ今回の内容を実践して、夢に向かって再チャレンジしてください。
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