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社会人が働きながら通いやすいイラスト専門学校4選:選び方も合わせて解説!

イラストレーターになりたいという夢を持ち続けている以上、社会人になったからといって諦めることはできませんよね。そんなとき、イラスト専門学校に通うべきか検討している人は、次のような悩みを抱えていませんか?

「社会人でも通えるイラスト専門学校はあるの?」
「専門学校は若い人ばかりだと思うから、なじめるのか不安だ」
「イラスト・デザイン業界に転職したいけど、仕事をしながら本格的なイラストって学べるの?」

結論から言えば、社会人でも専門学校に通えます。もっと言えば、在学生の3割〜5割くらいが社会人です。(※2024年6月11日時点、社会人を受け入れているイラスト専門学校に限る)

また、全日制や夜間・週末に学べる学部もあり、日勤・夜勤どちらで働いていても学べる環境が整っています。

この記事では、イラストレーターやアニメーターを目指している人、副業で稼げるくらい上達したい人に対して、社会人でも通えるおすすめのイラスト専門学校をご紹介します。

また、専門学校の実情についても解説するので、現在抱えている悩みや不安も解消できますよ。

目次

社会人が通いやすいイラスト専門学校の3つの選び方

「時間だけはすべての人に平等に与えられている」という言葉を聞いたことがありますか?どんなに忙しくても、スケジュールをやりくりすれば学ぶ時間は確保できるという意味です。

そうは言っても、株式会社ライセンスアカデミーが運営する「進路ナビ」によると、イラストやデザイン、映像関連の専門学校は356校(※2024年6月11日時点)もあり、多すぎてどの学校を選んで良いのかわかりませんよね。
(参考:株式会社ライセンスアカデミー 進路ナビ

そこで、社会人が通いやすいイラスト専門学校の選び方を3つご紹介するので参考にしてください。

就職実績が豊富かどうか

まずは、就職実績が豊富かどうかを判断基準にしてください。なぜなら、就職実績が多ければ多いほど、現役で活躍している卒業生が多く、実践で通用するイラストが学べると判断できるからです。

例えば、ホームページやパンフレットに次のように記載されていた場合、どちらが就職先が多いと思いますか?

  • 就職率95%
  • 「〇〇会社」「〇〇製作会社」のように具体的な就職先の企業名を列挙している

この場合、就職先の企業名を列挙している方が多いと判断できます。理由として、就職率で掲載されている場合は、就職先が1社でも就職率は95%と掲載できるからです。

単純に就職先が少ないと、卒業しても就職できる確率が低いと判断できます。

そのため、就職・転職を考えている人は、就職先の企業名が掲載してあり、就職先が豊富にある学校を選ぶことをおすすめします。

それでも不安なときは、卒業生の口コミやインタビューを掲載している学校もあるので参考にしましょう。

社会人が入学できるかどうか

専門学校は学生の進路先だと認識している人もいますが、実は社会人でも入学できます。ただし、社会人が入学できるのは一部の学校しかないので事前確認が必要です。

確認方法は、ネット検索で「イラスト 専門学校 社会人 入学」と入力すれば見つかります。

検索するときに「社会人」をカテゴリー分けしていないサイトもあり、サイト全体を検索するのは面倒ですよね?

そんなときはショートカットキーを使うと便利です。「Ctrlキー」+「F」を同時に押すと検索窓が表示されます。その検索窓に「社会人」と入力すれば、該当部分が色づけられて表示されるので探しやすくなりますよ。

また、社会人の入学を受け入れている学校では、次の取り組みを行っているケースもあります。

  • 社会人向けの説明会や個別相談会
  • 社会人向けの学費減額免除制度

説明会などに参加すれば「仕事と学業を両立できるのか?」「勉強についていけるのか?」など、専門学校に対して抱いている悩みや不安を解消できます。

全日制or夜間・週末のどちらを選ぶか

結論から言えば「全日制」もしくは「夜間・週末」のどちらを選択するのかは、本業の就業時間によって分かれます

そのため、以下のように選ぶ方法があります。

学習時間
理由

夜間
学校の特徴学習期間:3ヵ月~2年学習日:週2日(月・水)、週3日(月・水・金)、週5日(月~金)
学習時間:18:00~21:30の間で2~4時間授業料:約50~60万円(別途入学金、諸経費が必要)
理由夜間は全日制に比べて通学日数が少ないので学費が安い
短期集中で学べる
就職・転職する際には夜間部だからといって不利になることはない
おすすめする人日中に働いている
受講日以外の日に残業が発生することがわかっている
安い学費で学びたい
週2~3日、3~4時間のように短期集中で学びたい
週末学校の特徴学習期間:6カ月学習日:日曜日のみ
学習時間:2時間程度
授業料:約20万円前後(入学金込み)
理由週末休みの企業に務めている人は日勤・夜勤に関わらず通いやすい
おすすめする人平日の日中、夜間に働いている日勤でも週末にまとまった学習時間を確保できる
全日制学校の特徴学習期間:2年~4年学習日:週5日(月~金)
学習時間:9:00~17:00の間で7時間程度
授業料:約200万円~300万円(入学金・諸経費込み)
理由夜勤終わりの通学は心身ともにきついが、平日に通って毎日7時間程度しっかり学べる
おすすめする人イラストレーターのプロとして活動するために必要な知識や能力をガッツリ学びたい
200万円以上の学費を確保できる夜間に働いている

全日制の場合は学習時間も多いので、夜間・週末よりも詳しく学べるメリットがあります。

一方、夜間・週末の学習時間は全日制に比べて少ないですが、ポイントをしぼって短期集中で学べます。

専門学校のほとんどは全日制ですが、平日の昼間に働いている社会人やフリーターの人でも学べるように夜間・週末コースを設けている学校もあります。

また、残業が多い職場や不規則に残業が発生する職場では、週末に行われている学部が良いかもしれません。

社会人が働きながらイラストレーターになる2つの方法

社会人になると学ぶ時間を確保しづらい環境になり、イラストレーターになりたいけど方法がわからない人も多いはずです。

そこで、社会人でも働きながらイラストレーターになる方法を2つご紹介します。

「専門学校を活用するか」「独学するか」それぞれどんなメリット・デメリットがあるのかご紹介します。

専門学校を活用する

イラスト専門学校では下表のメリット・デメリットがあります。




メリット
学校機材やソフトウェアが割引価格で購入できる学校もある
社会人向けの学費支援制度を設けている学校もある
金融機関と連携して教育ローンを提供している学校もある
新しい機材やソフトウェアで学べる
目的が同じ仲間ができる
自分の実力を知れる良い機会
学習スケジュールは学校が決めてくれる
講師専門学校ではプロのイラストレーターに直接指導してもらえる
プロの技術やアイデア、業界で役立つ知識や情報を聞ける
プロが実際に使用している作業環境を教えてもらえる
デメリット学校100万前後の学費はかかる学部にもよるが卒業するまでに1年~4年はかかる
卒業したからと言って必ずイラストレーターになれるとは限らない
退学すると支払った学費は戻ってこない
気持ちの問題働きながら学ぶことはライフバランスを崩す可能性がある
家族にも負担がかかるので周囲の理解が必要
率先して学ぶ意欲がなければ学費がムダになる
おすすめする人プロから直接指導を受けたい
新しい機材で学んでみたい
転職先を心配している
デッサンやイラストを学んだ経験がない
独学ではモチベーションを維持しづらい
カリキュラムに沿って学びたい
学習スケジュールを計画するのが苦手

専門学校は現役で活躍しているプロの講師がいるので、業界のことや現場で役立つテクニックや作業のコツなどを教えてもらえます。また、独学では空き時間に自由に学べますが、学習スケジュールは自分で決める必要があります。

何から始めて次は何をしてというように、学習スケジュールを計画することが苦手な人にも専門学校はおすすめです。

独学

独学では、書籍やネット記事、YouTube動画などを活用して学びます。専門学校に比べると学習にかかる費用は抑えられますが、すべて自分一人の力で学ぶため、下表のメリット・デメリットがあります。

学び方イラストやデザインの書籍を購入する
ネット記事やYouTube動画を参考にする
SNSに投稿されているコメントや記事を参考にする
コミュニティサイトに入会して教えてもらう
メリット好きな時間や場所、作業環境で勉強できる
音楽を聴きながら勉強しても周囲に迷惑をかけない
周囲に人がいないので作業に集中しやすい
どんなイラストやデザインを描いても誰にも否定されないので自由に描ける
デメリット上達するまでに時間がかかる
相談できる相手がいない
わからないときに解決できない可能性がある
プロから直接指導を受けないので、実際の現場で使っているテクニックや描くコツは学べない
個人差もあるが、文字(書籍・ネット記事)の表現方法によっては理解できない内容がある
誰からも指摘されないので自分の欠点やクセに気付けないモチベーションを維持しづらい
おすすめする人他人に指摘されるのが苦手自分一人の力で成し遂げたい
スケジュール管理が得意
次に何をすればいいのか理解できている
わずらわしい座学は必要ないと感じている
ピンポイントでテクニックや描くコツが知りたい
イラストやデザインを学校で勉強した経験がある

独学で勉強するには、自分に最適な書籍やイラストの描き方を解説しているサイトなどを見つけることが重要です。

また、自分の好きなタイミングで勉強できるので、学習のスケジュール管理や自己管理能力が求められます。

誰からも指摘されないと欠点や悪いクセにも気付けないので、いつまで経っても修正できません。そんなときには、SNSに投稿してフォロワーから指摘をもらう方法がおすすめです。

フォロワーの意見には、手厳しい指摘をもらう可能性もあります。そのときは「自分のスキルアップには必要なことだ」と前向きに捉えましょう。

また、独学では多少の費用はかかりますが、専門学校とは比較にならないほど、安く学べるのもメリットです。

専門学校と独学、どちらを選ぶかは予算やライフワーク、自分の学習スタイルなど、複合的に混ざりあって変わります。

そこで次の項目を自問自答すれば、おのずと選択肢が定まります。

  • 明確な目標はあるか?
  • 仕事と両立できそうか?
  • 学費に使える予算はどの程度なのか?
  • 勉強に割ける時間はあるか?
  • 自分でスケジュール管理はできるか?
  • 家族や周囲の人は理解してくれているのか?
  • ライフワークバランスにムリが生じないか?

これらを自分なりに精査して、すべてクリアできるなら専門学校がおすすめです。しかし、一つでもクリアできそうにない場合は、ムリをせず独学から始めてみることをおすすめします。

独学から始めて、仕事と両立できるようになったタイミングで専門学校に通うという選択もアリですよ。

社会人が働きながら通いやすいイラスト専門学校4選

仕事と勉強の両立は大変ですが、夢を諦めたくない人のために、働きながらでも通いやすいイラスト専門学校を4つご紹介します。

代々木アニメーション学院

専門学校名・学科、専攻代々木アニメーション学院
全日課程:アニメーション学部、アニメーター科全日課程:クリエイター学部、イラスト科/マンガ科
通信課程:リモート学部、イラスト科/アニメーター科/シナリオ・小説科週1:イラストベーシックコース/マンガベーシックコースほか
特徴入学者の約3割は大学生・社会人・フリーター
オープンキャンパス、説明会、無料相談会などを通年開催している
業界と強いつながりを持っているため、在学中のデビューや就職できる確率が高い
現役で活躍しているプロが講師を務めており、直接指導を受けられるリモート学部は専用システム&ツールを活用するのでオンラインで学べる
ポートフォリオの添削や面接指導がある社会人でも利用できる学費免除制度がある
支払いは、代アニ教育ローン、民間の教育ローン、国の教育ローン(日本政策金融公庫)に対応している
学費(税込)学費の総額:298万3,000円(2年間)(内訳)1年次入学金:20万円年間授業料:91万3,000円施設設備費:43万4,500円教育関連諸費:7万7,000円(年次合計162万4,500円)2年次年間授業料:84万7,000円施設設備費:43万4,500円教育関連諸費:7万7,000円(年次合計135万8,500円)
(その他)WEB出願の選考料:2万9,000円(別途必要)一部の学科では別途、端末およびソフトウェアを自身で用意ソフトウェアは2年目以降はライセンス使用料が発生検定・校外実習の費用が発生する場合もある
所在地東京、池袋、大阪、名古屋、福岡、札幌、仙台、広島、金沢

代々木アニメーション学院は教育だけでなく、45年以上アニメ・エンタメ業界にたずさわっており、今までに12万人以上の卒業生を業界に輩出している実績があります。

実際の現場で培った技術やテクニックなど、惜しげもなく授業に反映しているので、どこよりも早く最先端の技術や知識を学べます。

ヒューマンアカデミー夜間・週末講座

専門学校名・学科、専攻総合学園ヒューマンアカデミー 夜間・週末講座
イラスト・マンガ総合講座通学+動画学習/イラスト・マンガ通学講座オンラインライブ講義+動画学習/イラスト・マンガオンライン講座通信教育/イラストマスターコース
特徴オンラインイラスト広場に自分のブースを出展して、同じコースの仲間と会話ができる
質問はチャットで24時間聞きたいときに聞ける
1対1の個別添削で画力アップが可能人気プロ講師の授業を受けられる
頑張れば最短3ヵ月で終了できる
完全オンライン授業を選択できるので好きな場所や時間に学習できる
オンライン授業ではスマホとタブレットがあれば学習できる
全国24カ所のコワーキングスペースを利用できる
プロとして活躍しているイラストレーターやマンガ家による特別セミナーを受けられる
企業から学校に寄せられた求人案件の募集票を閲覧して応募できる
学費(税込)学費の総額:66万5,500円(9カ月)(内訳)入学金:5万5,000円授業料20万3,500円(基礎学習期間3カ月)40万7,000円(応用学習期間6カ月)
所在地札幌、仙台、大宮、柏、千葉、東京、新宿、銀座、秋葉原、横浜、静岡、浜松駅前、名古屋、京都、梅田、大阪、天王寺、神戸、岡山、広島、高松、北九州、福岡、熊本、鹿児島、那覇

学校を検討中の人は「学校見学」を利用しましょう。学校の雰囲気や教室の学習環境など、実際に見に行けば学園生活を模擬体験できます。

入学後のささいな悩み事や心配事、就職・転職まで講師とスタッフにサポートしてもらえるので安心して就職まで突っ走れます。

アミューズメントメディア総合学院

専門学校名・学科、専攻アミューズメントメディア総合学院マンガイラスト学科(昼間部・週5日・2年制)キャラクターデザイン学科(昼間部・週5日・2年制)
特徴学校独自に「AMG出版事業部」があり、作品のクオリティによっては在学中でもデビューできる機会がある
個別サポートがある有名マンガ雑誌の編集部の方を学校に招き、特別講義を受講できる業界との強いパイプがあるので就職・転職に有利
就活テクニックを学べるポートフォリオ制作を基礎から指導してもらえる
学校内で企業説明会を開催学費サポートあり(教育ローンを活用すれば月々8,000円程度で学べる)
学費(税込)学費の総額:299万5,000円(2年間)(内訳)初年度入学金:20万円授業料:85万円施設設備費:23万円演習実習費:10万円教材費:15万3,000円学校行事費:3万5,000円学院生活費:1万5,000円学友会費:1万2,000円 (年次合計:159万5,000円)2年次授業料:85万円施設設備費:23万円演習実習費:10万円教材費:12万3,000円学校行事費:3万5,000円学院生活費:1万5,000円学友会費:1万2,000円卒業年次諸費用:3万5,000円(年次合計:140万円)
所在地本館、新館、2号館、3号館

アミューズメントメディア総合学院の大きな強みは、学生・学校・外部企業がいっしょに作品の製作に取り組んでいることです。外部企業の担当者に描いた作品を認められれば、誰よりも早くプロデビューできるチャンスがあります。

バンタンゲームアカデミー

専門学校名・学科、専攻バンタンゲームアカデミーキャリアカレッジイラストレーターコース(6カ月・12カ月)イラストレーターコース(6カ月・12カ月)夜間イラストレーターコース(6カ月)オンライン
特徴パソコン操作も指導してもらえる
総合的なデザイン能力を学べる
プロクリエイターに自身の作品をプレゼンして評価をもらえる
通学・オンラインどちらも、わからない点はリアルタイムで講師に質問できる
チャットツール(Slack)を使用するので、同じ目的を持った仲間と連絡が取れる
格的な授業の前に基礎学習を学べるので初心者でも安心して受講できる
授業についていけていない人を対象に復習授業がある(※12カ月コースのみ)
教育クレジット(分割払い)制度がある
学校や受講コースの説明会や個別相談会を無料で開催している
学費イラストレーターコース(6カ月):総額55万円(内訳)入学金:5万円(全コース共通)設備充当費:12万円授業料:32万円実習費:6万円※イラストレーターコース・夜間(6カ月)も同額
イラストレーターコース(12カ月):総額85万円(内訳)入学金:5万円(全コース共通)設備充当費:19万円授業料:51万円実習費:10万円※イラストレーターコース・夜間(12カ月)も同額
イラストレーターコース(6カ月)オンライン:総額45万円(内訳)入学金:5万円(全コース共通)設備充当費:10万円授業料:25万円実習費:5万円
(その他)ペンタブレットは自分で用意する
所在地東京、大阪、名古屋

バンタンゲームアカデミーキャリアカレッジでは、就職希望者には専任のスタッフが履歴書・ポートフォリオの添削指導を行います。

また、他の求人サイトには掲載されていない受講生限定の求人閲覧サイトもあり、競争相手も限られるので就職にも有利です。

社会人がイラスト専門学校に働きながら通うときのよくある悩み

社会人になってからイラスト専門学校に通うときには、年齢的に恥ずかしいとか、勉強についていけなかったらどうしようなど、人それぞれ悩みはあります。

そこで、先人たちが悩んでいた「働きながら通うときのよくある悩み」として3つご紹介するので、不安やお悩みの解消に役立ててください。

社会人で若くないから卒業時に就職できる?

実は、イラスト関係の仕事では年齢は関係ありません。なぜなら「実力主義」だからです。

若さで仕事が決まるなら、イラスト専門学校は社会人を入学させていません。実力があれば年齢に関係なく、誰でもイラストレーターになれるから願書を募集しているのです。

年齢は関係ないという根拠として、クラウドソーシング(ランサーズ)の募集要項をご紹介します。

以下が独自で調べた内容をまとめたものです。(※2024年6月11日時点)


【依頼先選びで重視する点】

  • クオリティ
  • 柔軟な対応
  • 業務経験・知識
  • 納期
  • ざっくりとした要望から相談できること
  • デザイン・知識に乏しいため、経験豊富で実績のある方を優遇する
  • 紙媒体のデザインも検討中なので、良い方がいれば継続して依頼したい

【納品方法】

  • PNG形式(.png)
  • イラストレーター形式(.ai)
  • 高解像度JPG(.jpg)

私が調査した内容では年齢を制限した募集は見つかりませんでした。上記の内容でもわかるように年齢ではなく、経験と知識、作品のクオリティなどを重視しています。

そのため、企業に採用されるためには、できるだけ早く業界にたずさわることの方が重要です。イラストやデザインの知識や経験を積み、いかにクオリティの高い作品を製作できるかによって採用の有無は左右されます。

企業の中には人材形成のため、若い人材を雇って自社で教育することもあります。しかし、タイムスリップでもしない限り若返りは不可能です。

また、年を重ねると人生の経験値が上がります。感情豊かな表現ができたり、イラストやデザイン以外の知識や経験を得ていたりするので、描く際にアイデアの引き出しが多くて有利です。

ここまでの内容をふまえて、もう一度言います。

「年齢を気にするより、実力やスキルを気にしましょう!」

さらに、次の内容に取り組んでいる専門学校もあります。

  • 転職情報や能力開発支援
  • 業界との太いパイプが形成
  • ポートフォリオの作り方や模擬面接の指導

イラストやデザインの業界と強いつながりを持っている学校を選べば就職しやすくなります。

卒業後の就職が気になる人は、次の3つも参考にしましょう。

  • 企業を招いた学内イベントを開催している
  • 学内で企業セミナーや会社説明会を開催している
  • 協力・就職企業が多数ある

就職できるのか不安な人は、上記のポイントに注意して学校を探せば、就職できる確率は格段に上がります。

ただし、就職のことばかり気にして、実力以上の学校を選ぶと学習についていけないこともあります。スキルや知識が身に付かなければ元も子もないので、自分にあった学校を選ぶことが何よりも大切です。

教室は若い人ばかりで居心地が悪くなったりしない?

「イラスト専門学校は若い人が多くて、教室での居心地が悪いかな?」と感じるかもしれません。でも、在学生の3割〜5割くらいは社会人なので、あまり年齢を気にする必要はありません。

例えば、在学生の年齢比率を知りたい人は、学校のホームページやパンフレットを取り寄せて調べてください。在学生の男女・年齢の比率が掲載されているので参考になります。

また、「若い人が多くてなじめないかも?」と悪い方に考えるのは止めましょう。

なぜなら、若い人がいると次のメリットがあるからです。

  • 若い人は、いち早く最新の情報をキャッチする
  • 若い世代で流行している情報を聞ける
  • 若い人の感性に触れることで良い刺激になる

自分は歳だからとなげくよりも、積極的に若者と交流を持つことで、自分では考えもしなかったアイデアや着眼点に刺激を受けられます。

また、居心地が悪いと感じるのは、周囲と仲良くしようとするからです。この感性はとても素晴らしいことですが、ときには弊害になることがあります。というのも、周囲を気にし過ぎると目標を見失う可能性があるからです。

入学する前には、以下のような確固たる目標を定めることをおすすめします。

  • 自分は何のために入学したのか?
  • 卒業して何をしたいのか?

目標を定めれば、周囲と仲良くするよりも、目標達成に向けてなすべきことが明確になります。

少し厳しいことを言いますが、もし、仲良くすることを重視するのなら、専門学校より独学の方が自分のためになります。

また、「昨日の友は今日の敵」ということわざにもあるように、昨日までは仲良くいっしょに勉強していたけど、卒業すればライバルになって仕事を奪い合うというたとえです。

いくら在学中に仲良くしても、卒業すれば連絡も取り合わない人がほとんどです。そのため、居心地で悩むより、どうやったらスキルアップできるか、絵が上達するのかということで悩みましょう。

夜間部に行くか、全日制にするかで迷っている

夜間部か全日制か、どちらを選んだ方がよいのか迷っている人は、次の項目を目安にすると選びやすいですよ。

検討する項目夜間部がおすすめ全日制がおすすめ
仕事の時間帯日勤夜勤
授業の時間帯18:00~21:309:00~17:00
学費(※入学費、諸経費は別途必要)約50万円~60万円約200万円~300万円
学内イベント・会社説明会などへの参加日中に行うことが多いので参加できない参加できる
受講期間1~2年2~4年
1週間の授業日数2~3日(隔日)5日(月~金)
おすすめポイント短期集中で学べるじっくり学べる

勤務状況や学費に回せる予算、学習期間など、ひとつずつ項目に分けて検討することで選択肢を絞り込めます。

また、まとまったお金を用意できないけど学びたいという人は、教育ローンを提供している学校を探しましょう。

働きながら学校に通うことは、いかにライフワークバランスを崩さない範囲で通えるかがポイントです。

結局、ここまで説明しても迷った場合は、以下の方法で選びましょう。

  • 日中働いている人:夜間、もしくは、週末がおすすめ
  • 夜間働いている人:全日制、もしくは、週末がおすすめ

夜間では学習時間が短く学べる内容も限られるので、その点に気をつけて夜間部か全日制かを選びましょう。

また、イラスト・デザインに関して全般的に学べる学校もあれば、イラストに特化している学校もあります。そのため、学校を決める際には将来的に何をしたいのか明確にしてから決めましょう。

まとめ:

今回は、社会人が働きながら通いやすい専門学校4選!というテーマで、選び方についても解説しました。

  • 専門学校には社会人でも入学できる学校はある
  • 学べる時間帯は全日制、夜間部、週末がある
  • 働き方によって全日制・夜間部どちらを選択するか分かれる
  • ムリなく学ぶためには、ライフワークバランスを重視すること
  • 全日制の学習期間は2~4年、200~300万円ほどの学費がかかる
  • 夜間部の学習期間は1~2年、100万円前後の学費で通える
  • 全国展開している学校で、通学できる範囲にあれば通える
  • 通学が困難な場合はオンラインで学べる学校を調べる
  • 専門学校は現役で活躍しているプロから直接指導を受けられる

働きながらイラスト専門学校に通うことはとても大変です。しかし、現役で活躍しているプロから直接指導を受けられるので、夢を実現するためには大変な思いをしてでも学ぶメリットはあります。

また、プロの直接指導を受けると、実際の現場で使っているテクニックや作品製作に取り組む姿勢などを肌身で感じ取れます。これほど有意義な時間は、独学では感じることはできません。

そのため、夢をつかみ取る手段としては学校で学ぶことは最適な方法です。また、仕事をしながら学校に通い続ける秘訣は、ライフワークバランスを崩さないことです。

ぜひ、今回の記事を参考にして、ライフワークバランスを崩さず通える学校を選んで夢を叶えてください。

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この記事を書いた人

webeat-illustを運営している片山と言います。

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